このことについて賛否両論あるようだが、この事案には2種類の問題が混在している
①署名運動は正しいのか?
②過剰包装はダメなのか?
この2点を混ぜて議論するとややこしくなってしまいます
ではまず1点目の
署名運動は正しいのか?
これについて考えたいと思います
署名運動とは世論という圧力を武器に物事を解決しようとする方法である
「いや世の中の意見をメーカーさんに届けたかっただけで圧力とかそんなことは少しも考えてないですよ」
なんて反論も出そうだがまったくナンセンス
メーカーはそんな署名が届いたのを無視して不買運動に発展したり企業イメージが低下することを非常にに怖がる
つまり相手が怖がる=圧力なのだ
しかし私は署名運動に反対の立場はとらない
なぜなら世の中はパワー(圧力)によって支配されているからだ
パワーのある方の意見が通り無い方の意見は通らない
これが現実なのだから
ただ圧力によって自分の意見を通しているという自覚は必要だ
薄甘い砂糖(無垢の女子高生が善意によって社会を良くしましたという幻想)にコーティングされた物事の本質は、圧力によって自分の意見を通したい女子高生がいるということだ
そもそも過剰包装などという主観(個人的な意見ということ)にまみれた表現は好きではない
企業は商品を売るために考えに考え抜いて現状があるということ
つまり個別包装にした方が売れる
↓
客がそれを望んでいる
ということだ
その構図を変えるというのは世の中の圧倒的な意見よりも自分の意見を通したいということなのだ
1つ目の結論
署名運動には反対しないが圧力を使って自分の意見を通そうとしている自覚は必要だ
つぎ2点目の
過剰包装はダメなのか?
について考えたい
過剰包装がダメな理由として主なものは
環境汚染につながる
ということだろう
しかし日本はゴミの収集、焼却システムが確立されており環境汚染につながるとは考えにくい
二酸化炭素の問題を言ってくる方もいると思うが、石油というのはある部分はガソリン、ある部分は軽油、ある部分はプラスティックなどと用途によって使い分けられており包装をやめたからといってその分の石油がガソリンに変わるというものでもない
使われなくなった石油のある部分は原料のまま焼却処分されるだけであり二酸化炭素の排出になんら影響を与えない
次にマイクロプラスティックについてだが、そもそも石油とは生物の死骸であるためプラスティックも微生物の食料になる
つまりマイクロプラスティックなどという問題は存在しない可能性が高いのである
2つ目の結論
過剰包装などという問題はそもそも存在していない可能性が高い
おしまい