まず最初に存在についてお話します
仏教の言葉に「色即是空、空即是色」
という言葉があります
訳すると「存在は無であり無は存在である」
ってことです
おいおい、いきなり訳わかんないこと言わないでくれよ〜って思った方、ご安心を
もう少しわかりやすい言い方をすれば
無とは存在のひとつの形ですよってことです
いやいやちっともわかんないって!!
わかりました、もっとわかりやすい例えをします
ここにA君とB君がいます
A君はお金持ってませんB君もお金持ってません
これが「無」の状態です
次にA君はB君に1000円の借用書を渡しました
するとA君には1000円の借金ができました
B君には1000円の債権ができました
これが「存在」の状態です
図にするとこんな感じです
A B
0円 0円 無
-1000円 +1000円 有(存在)
これなら、なんとなくわかるでしょう
ポイントはトータルではなにも変わってないってトコロです
快感と苦痛についても同じことが言えます
A君 B君
0快感 0快感
1000快感 -1000快感
マイナスの快感は苦痛のことです
おわかりいただけたでしょうか?
快感が存在の裏には必ず苦痛の存在があるってことです
快感だけが単独で存在することはないということです
あるものが存在するためにはそれを打ち消すものが存在するということです
そして存在はトータルで0(無)になるということです
ということは快感を作ればそれと同じ量の苦痛が作られるいうことです
この考えは宇宙はどのようにできたのかってことを考えたときに
無から宇宙ができたっておかしくない?
宇宙ができたのなら宇宙を打ち消す反宇宙ができてるのではないか?
という考えからきています。
おまけ
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